SVCコミュニティで、座談会を開きました。テーマは「正直、しんどい時どうしてる?」。ボイストレーナーが、ふだん口にしにくい悩みを率直に話す会です。
ボイストレーナーは、同業と悩みを分かち合う機会が多くありません。「同じ悩みをくり返している気がする。ほかの人は、どうしているんだろう」。そんな一言から生まれた会でした。うまくやっている話ではなく、うまくいかない時の話を持ち寄る。だから、経験の長さは関係ありません。
話題は、生徒の悩みをどこまで背負うか、というあたりに集まりました。相手の課題と自分の課題を切り分ける。抱えすぎない。頭では分かっていても、一人だと見失いやすいことです。これからトレーナーになる人や受講生の視点が、長く続けてきた人にも新しい気づきをくれました。
解決策が出そろったわけではありません。それでも多くの人が持ち帰ったのは、「やっていることは、皆ほとんど同じ」「自分だけではない」という安心でした。話せる場があるだけで、気持ちは少し軽くなる。それを確かめた時間でした。
