SVC 科学的ボーカルコーチ養成講座
News.

なぜ講座名は「ボーカルコーチ」なのか

SVCの講座名は「科学的ボーカルコーチ養成講座」です。

世間一般では気にされる方は少ないと思いますが、この講座のホームページに来てくださる方の中には、「なぜボイストレーナーではないのだろう?」と思われる方もいらっしゃると思います。

実は海外では、ボイストレーナーとボーカルコーチを分けて呼ぶことが多いです。

ボイストレーナーは、発声技術を教える人。
ボーカルコーチは、歌唱表現を教える人。

この分け方で講座名を見ると、「科学的ボーカルコーチ養成講座」では発声技術について何も学べないのでは、と思われても不思議ではありません。

本当に分かりづらくてすみません。この講座では、ボイストレーナーに必要なボイトレのノウハウを中心に扱っています。

ボイストレーナーは発声、ボーカルコーチは歌唱表現。どちらも生徒さんにとっては「歌の悩み」

では、なぜボーカルコーチという名前にしたのか。

話は、正式な講座名を考えていた0期の講義中にさかのぼります。

当時、講座の名前がなかなか決まらず、受講生のみなさんに「どんな意味を込めると、この講座らしいと思いますか?」と相談しました。たくさん意見をもらう中で残ったのが、「科学的」と「自分軸」の2つの言葉です。

「科学的」は、根拠のあるボイトレのノウハウを学べること。
「自分軸」は、教える前提として、生徒さんを「自分で答えを見つけられる人」だと信じて関わること。

どちらも講座の特徴そのもので、どちらも外せませんでした。

そのうえで「ボーカルコーチ」を選んだ理由は、3つあります。

1つ目は、生徒さんの悩みの持ち込み方です。
ボイストレーニングのスタジオを開いた当初から、僕は自分のことを発声を教える人だと思っていました。でも、レッスンに来る方は、発声の悩みと歌い方の悩みを分けて持ってくるわけではありません。どちらも「歌の悩み」として、ひとつになっています。だから結局、僕は両方を教えていました。

2つ目は、専門をはっきりさせたかったことです。
「ボイス」には話し声も含まれます。話し声も理論的に指導はできますが、僕たちの専門はやはり歌です。そこで「ボイス」ではなく「ボーカル」にしました。

3つ目が、いちばん込めたかった意味です。
ちょうどそのころ、僕はコーチングを学んでいました。答えを教える人ではなく、生徒さんが自分で答えを見つけるまで隣で伴走する人。その関わり方に、自分らしさと可能性を感じていました。
コーチという言葉は、野球やテニスのコーチのように「指導者」の意味で使われることが多いです。でも、もとは「馬車」を指す言葉でした。イギリスの大学で、学生を試験まで運んでくれる家庭教師を、馬車にたとえてコーチと呼んだのが始まりだそうです。
歌の悩みを、ただ指導するのではなく、その悩みに伴走する。そういう先生を育てたくて、「コーチ」という言葉を選びました。

科学的は根拠がある、ボーカルは歌が専門、コーチは隣で伴走する

日本では、ボイストレーナーとボーカルコーチをはっきり分けて使っていません。それなら自分なりの意味を込めてもいいだろうと考え、数か月悩んだ末に「科学的ボーカルコーチ養成講座」に決めました。

ここからは、最近変えたことのお話です。

講座名にはこうした思いを込めていますが、歌を習いたい方が先生を探すときは、「ボイストレーナー」という言葉のほうがなじみがあると思います。

そこで、このホームページでは、講座を修了した方のお仕事の名前を「ボイストレーナー」にそろえました。生徒さんに見つけてもらいやすく、何をする人かがひと目で伝わる呼び方にしたかったからです。
講座名と、修了後の認定資格「SVC公認ボーカルコーチ」には、これまでどおり「ボーカルコーチ」を残しています。

呼び方が変わっても、講座で大事にしていることは変わりません。
生徒さんの歌の悩みに、科学の知識を持って伴走すること。
それが、「ボーカルコーチ」という名前に込めた思いです。

この記事は、noteにも掲載しています。

お知らせ一覧に戻る

10期は2026年11月に開講します

10期の受講に興味のある方は、公式LINEでご連絡ください。個別にご案内します。

公式LINEで連絡する
公式LINEで連絡する